本記事は半年の交換留学は意味があるのか、疑問に感じている大学生向けの記事になっています。
記事を読むことで、半年間の交換留学のメリット・デメリットを理解することができます。
オーストラリアの交換交換留学を1年間経験した筆者個人の意見ですが、半年間よりも1年間の方が留学の良さを味わえると思います。
交換留学に行かない<半年間<1年間
半年間だから、行く意味が全く無いとは思いません。行かないよりは、はるかに意味があります。しかしせっかく行けるチャンスがあるならば、1年間の交換留学にチャレンジして欲しいと思います。
Rinto
Rinto:海外駐在を目標とするグローバル日系メーカー勤務3年目。
・オーストラリア交換留学1年間経験
・英語検定準1級
・TOEIC 885点
・IELTS overall 6.0
半年間の交換留学のメリット
半年間の交換留学は時間(スケジュール)と費用面で、メリットが大きいと感じています。
半年間の交換留学は、就職活動に合わせた帰国スケジュールも立てやすいですし、取得単位数もあまり影響がありません。1年間の交換留学の場合は、取得できる単位に限りが出てきてしまい、休学しない限りは帰国後にフル単位で申請する必要が出てきます。交換留学は、留学先で取得した単位を日本の単位として変換できるのが大きな魅力の一つですが、海外の大学で履修できるのは3、4教科/セメスターのため、日本の大学で取得できる単位数よりも遥かに少ないです。もちろん費用面でも、半年の方が費用を抑えることが可能です。このように考えると、費用とスケジュール面では半年間の方が良いと言えると思います。
なぜ1年間の交換留学>半年間の交換留学なのか?
半年間では慣れるだけで終わってしまう
正直半年間は短いです。半年間と言いますが、実際は4、5ヶ月が実際の期間になると思います。
人が新しい環境に慣れるまでには、3ヶ月間かかるとよく言われています。論文がある訳でもないのですが、確かに筆者が交換留学に行った時も、完全に慣れるまで3ヶ月間の時間がかかりました。今振り返れば留学の前半は慣れるので精一杯でしたし、勉強と遊びのバランスに苦労しました。大体1セメスターが終わるくらいになると、自分にも余裕が出てきて、留学をさらに楽しむことができました。
1年間だからこそ取り組めること、得られるものが多い
1年間だからこそ取り組めること、得られることは多かったと思います。旅行、部活動、現地の探索、英語のレベル向上が該当します。特に旅行や現地の散策に関しては、セメスターが終わった後の自由時間を考慮すると、半年間では絶対足りません。季節ならではのイベントもあるので、半年よりも1年間の方が、留学先を楽しめますよね。また筆者は挑戦しませんでしたが、アルバイトも1年間ならば可能だと思います。加えて交友関係の面においても、1年間の留学の方が多くの人々との出会いがありますし、何よりも1年間の方が親密な関係を築くことができます。自分の英語力も向上しているため、より自分の思いを伝えられました。
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まとめ
交換留学は、日本とは異なる新しい環境で、様々な人々と出会い、多くのことを経験する中で、自分自身を変えることができる・成長させることができる貴重な時間です。半年間の交換留学も、自分の努力次第では素敵な留学になることは間違いありません。ただ、もし時間と費用が許すのであれば、是非1年間の交換留学に挑戦して欲しいと思います。少しでも交換留学を考えている、皆さんの役に立てれば幸いです。
2022.01.10 Rinto