今回は、スイス・チューリッヒ発祥のカバンブランド、FREITAGをご紹介します。
FREITAGのロゴを見たことがある方もきっと多いのではないでしょうか。
このブランドが持つストーリーをお伝えします。
Contents
フライターグのバックに同じものはない?

トラックを雨や汚れから守るために使うのが幌(ほろ)。この写真だと青いのが幌。
<画像はhttps://www.freitag.ch/jaより参照>
フライーターグのバックに同じものはありません。全て1点ものです。
なぜならば、フライターグのバックに使われている材料がトラックに使われる幌であり、デザイナーの手によって様々な種類の幌を組み合わせることによってバックはデザインされるからです。
つまり、形は同じでも、組み合わせが同じバックはありませんし、誰とも被ることない世界にひとつだけのカバンになります。
フライターグのリュックに黒がない?
フライターグに黒色がなかなか見つからないのも、トラックの幌を使っているのが大きな理由。
黒色の幌は貴重で、黒を基調としたバックがあったとしても、すぐに売り切れてしまうそうです。
私は原宿のお店に行ったのですが、製品はカバンの形ごとに分けられ、ボックスに入っています。
なので製品を見るときは、ボックスから製品を取り出して見ることになります。
このボックスを開けて製品を見るときのドキドキはたまりません。
フライターグのリュックができるまで
1.幌を集める
2.不要なもの(ストラップやベルト)を取り除き、ある程度のサイズにカットする
3.洗浄する
4.デザイナーによって製品に必要なサイズにカット。数種類の幌を組み合わせてデザインされる。
5.協力工場にて縫製
検品・撮影
<画像は全てhttps://www.freitag.ch/jaより参照>
ストーリー
1993年に、Markus FreitagとDaniel FreitagがFREITAGを創業し、自転車に乗るサイクリスト向けに、身の回りで手に入るもの(幌・シートベルト・自転車のタイヤチューブなど)でバックを作り始めたのが、FREITAGの始まり。
もちろんトラックの幌からバックを作るという独特のアイデアもさることながら、唯一無二の、世界に1つしかないバックを手にすることができることも、顧客を魅了しています。
リサイクル・リユース・リフューズ・植物由来・生分解とありますが、これはリユース。
本来であれば違う用途に使われていたもの、しかもトラックの幌やシートベルトをリュックに使うのは斬新なアイデアですよね。
カバンだけではなく、生分解が可能な繊維生地であるF-ABRICも開発にも成功している、知れば知るほど凄いブランドです。
Recommended Products
フライターグ トート
F52 MIAMI VICE
結構大きさがある感じ。明るめのカラーを選んで、コーディネートのアクセントに使うのがすごいオシャレ!
F202 LELAND
先ほどのMIAMI VICEと比べて小さめのトートバック。こっちの方がサイズ感的には扱いやすいかも。
まとめ
いかがでしたか。
前回ご紹介したQWSTIONもFREITAGもスイスのチューリッヒ発祥のブランド。
「スイス・チューリッヒか….」
スイスに突然行きたくなるコロナウイルス在宅期間でした。笑
それはまた次回!
Have a nice day!
Rinto 2020.4.29