Podcast 始めました!

型に当てはめるだけで完成!交換留学志望動機を英語で書く方法

このページでは、交換留学(留学)を実現させるために必要な英語の志望動機の書き方を例文を載せながら紹介します。

日本語は書いてみたけど、英語はどうやって書くんだろう。

留学の志望動機の例文ってないかな。

そんな悩みにきっとこのページは応えてくれるはずです。

きっと日本語を訳すだけとお思いの方もいらっしゃると思いますが、英語特有の言い回しやフレーズもあると思うので、それも参考にしていただけると幸いです。

IELTS・TOEFL スピーキング対策に悩んでいる方へ:【経験者が解説】交換留学前のIELTS/TOEFLスピーキング対策に最適なオンライン英会話3選

志望動機の型

 

このブログを見てくださった方は繰り返しにはなりますが、志望動機の型は以下の通りです。

この型は日本語でも英語でも同様です。

まずは日本語の志望動機の書き方も悩んでいる方がいると思うので、詳しい書き方はこのページを参考にしてくだいね。その後にこのページに戻ってくると分かりやすくなると思います。

参考ページ:型に当てはめるだけで、周りと差をつける交換留学の志望動機の書き方

1.自分がなりたい理想像・自分が達成したい目標

2.なぜ1のようになりたいと思ったのか。なぜそのような目標を達成したいと思うのか。

3. 留学が必要な理由→留学で行うこと

4.なぜ数ある選択肢の中から、その国を選択し、その大学にしたのか。

5. 伝えたいことの強調(まとめ)

留学志望動機 例文

まずは例文を載せておきますね。

少し手を加えましたが、筆者が大学の交換留学の際に申し込んだ時に提出した英語の志望動機です。

まずはざっと読んで見てください。文法の間違いは多いと思いますが、そこは許してください。笑

⑴To become Japanese business man who can represent Japan to the rest of the world and can bridge the gap between my country and Japan, I would like to express my intent of studying ○○ University.

⑵The reason why I set up that goal was mostly because of experience living in America for four years due to my parent’s work. The experience living in America was definitely influencing my life, it made me realized that I would like to become a Japanese business man who can provide value to the world not only Japan like my father.

To achieve my dream,gaining a experience which is building a positive relationship with people who have different background, adjusting to different culture and lifestyles and a fluency of English is demanding.

For these reasons, studying abroad has become not just a whim, but a necessity. By pursuing a degree from a university outside the country, I’ll be able to mature myself mentally, and I’ll be able to fully realize the cultural, political and multi-directional differences between Japan and other countries. By doing so, I’ll also be able to sustain a positive relationship with others.

⑸Being said, I would like to study about diversity and sustainable development. Living in America made me realized that significance of coexistence and development. People who I have met in America, respect each others and accept differences. However, there are still problematic issues with equality between people based on gender, races, household-income and so on. I started being interested in human geography field. I think ○○ University is best university to study.

⑹○○ University has an established reputation for social science and management which I have chosen to study. Moreover, competent international students gather from more than 70 countries in this institution. Being a part of a culturally diverse environment will surely enhance my ability to have a connection with other people.

⑺Australia is known as a heterogeneous country. However, the statistics indicates that people in Australia tend to be satisfied with their own country. Australia has been in high ranks in world happiness ranking which has been conducted by United Nation. Therefore, I reckon that Australia is one of the successful heterogeneous countries and this makes it the best place to learn what I am going to study such as sustainable development, as well as cultural and environmental heterogeneity.Australia provides great opportunities for me to acquire not only knowledge but also real experience that I would be able to use in my future career.

In conclusion, studying abroad is inevitable step to realize my dream. I believe that it is obviously necessary to admit and understand each other culturally, politically and other kinds of aspects in order to coexist and develop oneself in the modern era of expanding globalization. Through my stay in ○○University, and by thinking about sustainable development, coexisting, and rethinking about Japan, I would like to play an important role in contributing towards intensifying the globalism of Japanese society.  (496 words) 

解説

英語の志望動機も型に沿えば誰でも書ける!

型に沿った英語の志望動機になっています。

⑴のパラグラフ→1.自分がなりたい理想像・自分が達成したい目標

⑵⑶のパラグラフ→2.なぜ1のようになりたいと思ったのか。なぜそのような目標を達成したいと思うのか。

⑷⑸のパラグラフ→3. 留学が必要な理由→留学で行うこと

⑹⑺のパラグラフ→4.なぜ数ある選択肢の中から、その国を選択し、その大学にしたのか。

⑻のパラグラフ→5. 伝えたいことの強調(まとめ)

おすすめのフレーズ

黄色のマーカーで太字のセンテンスは志望動機の場面でとても使いやすい表現だと思います!なのでぜひ参考にして、志望動機に取り入れてみてくださいね!

•I would like to express my intent of studying ○○ University.

→○○大学で勉強したい(留学をしたい)ことを希望します。

•To achieve my dream,〜is demanding.

→私の夢を達成するために〜のことは求められている。

For these reasons, studying abroad has become not just a whim, but a necessity.

→このような理由から、留学は気まぐれではなく本当に必要なことだと考える。

•Australia provides great opportunities for me to〜

→オーストラリアは私に〜するチャンスを与えてくれる。

•In conclusion, studying abroad is inevitable step to realize my dream.

→結論として、私の夢を叶えるために留学は避けて通れない。

留学志望動機 日本語訳

日本語訳はこちらです。英語の方が詳しく書いてあります。筆者が述べたかったのはこのようなことです。

私は【世界に価値を与えられる日本人になりたい】と思い、〇〇大学の交換留学を志望します。

父が海外駐在員として、文化や言語などの壁を乗り越えながら、現地の人々と仕事を共にする姿に感動し、世界で活躍する父を誇りに思ったからです。

この目標を達成するためには、1)語学力、2)世界各国の人々との交流3)異文化理解能力が求められ、「交換留学」が自分の将来の目標に近づくためには、必ず必要だと確信しています。

そのため、留学中は、様々な国籍の人々や現地の人々との交流の機会を持つために、現地の日本語会話サークルや、今まで続けてきた軽音サークルに所属したいと考えています。

私は数ある留学先の中でも特に〇〇大学を志望しています。なぜならば私が学びたい分野である「共存し持続性のある発展できる社会」を学ぶことができ、Social Sciences and Managementの分野の指導に定評があり、自分が求めている授業を履修することができると考えからです。

さらにオーストラリアは多民族国家であり、様々なバックグラウンドを持つ人々が共存しています。そのような環境のなかで、世界幸福度度ランキングでは4年連続で1位を獲得するなど国民の国に対する満足度が高く、私が学びたいテーマである共存と発展を実現しているのがオーストラリアであることからも、オーストラリアで学びたいです。加えてオーストラリアは留学生に対しての保護を定めた希少なESOSという国内法が定められており、留学の環境が整っていることも魅力的でした。

私は〇〇大学で留学を体験し、共存し持続的な社会について考えることにより、日本を見つめ直し、これからグローバル化する日本社会に貢献できる人材の一翼を担いたいです。グローバル化が進む中、世界と日本が共存し、発展していくためには政治的・文化的に互いのことを理解することがまずは必要だと考えれます。留学によって様々な価値観に出会い、自分の中の常識を壊し、視野を広げ、人間的にも成長できると信じています。将来の目標である【日本と世界の架け橋になるような人材】になるためにも留学を必ず実現させたいです。

留学の志望動機を書く時のコツ

日本語を完成させてから英語を書く。

やはり英語でいきなり志望動機を書くのは難しいです。

英語で考えてしまうと、日本語と比較して表現の幅が狭くなってしまいますし、自分が言いたいことからかけ離れてしまうこともあると思います。

なので、理想としてはやはり、①日本語の志望動機を完成させる②英語の志望動機を完成させる

といった流れがいいと思います。

良かったら以下の記事を参考にしてください!

参考記事:型に当てはめるだけで、周りと差をつける交換留学の志望動機の書き方

英語の先生やネイティブに見てもらう。

これが一番大事です。

日本語でも英語でも他人の目で自分の志望動機を見てもらい、きちんと伝えたいことが伝わっているか。文の構成に違和感はないか。そして何よりも留学したいという思いが伝わってくるかどうか。を確認しましょう。

見てもらった後に、フィードバックをもらいましょう。そのフィードバックを元に改善を繰り返していけば、質の高い志望動機になっていきます。

筆者はとりあえず日本語の志望動機は70%ぐらいの仕上がりの出来で1回見てもらい、方向性が間違っていないか確認していました。一回ここで見てもらうことで、自分が見落としていた点や改善点が見つかり、より良いものができます。

話を戻しますが、日本語の志望動機なら日本語の問題はあまり深く考えなくてもいいかもしれません。しかし、英語は独特のニュアンスやいいまわしがあります。なので是非周りに頼れる方がいたら、頼りましょう。

筆者はオンライン英会話の先生に依頼していました。

IELTS・TOEFL スピーキング対策に悩んでいる方へ:【経験者が解説】交換留学前のIELTS/TOEFLスピーキング対策に最適なオンライン英会話3選

 

志望動機がはっきりすれば留学も間違いなく充実する

 

留学だけでなく、何事もそうですが、人って目標があってその目標に向かって頑張る人は美しいですし、やはりかっこいいです。そういう人ほど、成し遂げていることは多いと思います。

正直この志望動機を書く作業はめんどくさいと思います。時間もかかりますし、IELTSやTOEFLの勉強もしないといけない中で、なかなかやる気にならないと思います。その気持ち本当によく分かります。

しかし、留学をしてみれば分かるのですが、留学をした理由・留学で成し遂げる目標がある人は、周りに流されず、自分の成長に向かって一生懸命になれます。そして何よりも成長できます。

忙しいのは分かりますが、なぜ留学するのかを自分なりに明確にして欲しいと思います。

大丈夫。きっとあなたもできます。そんな留学に向けて頑張る人を心から応援しています。

2019.7.21 Rinto